山形 駅 から 赤湯 駅
犬は種類や体型、年齢によってかかりやすい病気・ケガが異なります。犬種別病気ガイドでは、犬種ごとのかかりやすい病気や特徴、飼育ポイントなどをご紹介しています。 犬のペット保険の選び方
セロイドリポフスチン症(CL症) 進行性の運動障害、知能低下、視覚障害、行動異常を起こす神経変性疾患です。中枢神経系や諸臓器の細胞にリポピグメントという脂質色素が蓄積し、細胞が 変性することにより起こります。生後約1歳半頃から2歳頃までに発症します。段差を踏み外したりするなど運動能力の低下が認められ、視覚障害、行動異常、てんかん発作などが徐々に進行し、多くは2歳半頃までには死に至ります。 ■ボーダー・コリー ■イングリッシュ・セッター ■ダックスフンド(ミニチュア) ■アメリカン・ブルドッグ 2. GM1ガングリオシドーシス 細胞小器官(=細胞内で機能を有する構造体)の一つであるライソゾーム内酵素の欠損あるいは異常低下により、通常では代謝されるべきGM1ガングリオシドが中枢神経系に蓄積し、全身の臓器にケラタン硫酸やオリゴ糖が蓄積して神経症状や運動失調を起こす疾患です。若齢で発症し、異常行動、さらには麻痺や四肢の緊張性硬直が悪化し起立不能になり、角膜の混濁による視覚障害も起こります。1歳前後で寝たきりになり、多くの場合、生後1歳半頃までには死亡します。 ■柴犬 3. グリコーゲン貯蔵症(糖原病) 肝臓に貯蔵されているグリコーゲンを分解する酵素が欠損し、体の様々な部位に異常なグリコーゲンの蓄積が起こる遺伝性の疾患です。蓄積はおもに、肝臓、腎臓、心臓、筋肉、中枢神経系で起こり、嘔吐、進行性の全身性筋虚弱、肝臓が大きくなる(=肝腫大)、腎臓が大きくなる(=腎肥大)、巨大食道症、高脂血症などの症状がみられます。また、血糖値が低下し、痙攣(けいれん)や神経症状を引き起こし、起立困難になる場合もあります。 ■マルチーズ ■ポメラニアン 4. ムコ多糖症タイプ-A ライソゾーム内の加水分解酵素の欠損や異常により、ムコ多糖類の一種であるグリコサミノグリカン(GAG)が蓄積してしまう遺伝性の代謝性疾患です。グリコサミノグリカン(GAG)の蓄積により、体や精神の発育不良、骨や軟骨の形成障害、水頭症などを引き起こします。運動失調、臓器障害、痙攣(けいれん)発作などの症状がみられます。 ■ダックスフンド 5. α-フコシドーシス 遺伝的にα-フコシダーゼという酵素が欠損することにより、オリゴ糖や糖蛋白質が体内に蓄積し、運動失調、嚥下障害、視覚異常などの神経症状がみられる疾患です。固有位置感覚(=床に足の甲を着けた時の感覚)の消失、多発性の骨異常、顔つきの変化などの症状を呈することもあります。 ■イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル コメント欄は経験談、同じ病気で闘病中等、飼い主様同士のコミュニケーションにご利用ください!