山形 駅 から 赤湯 駅
山梨県にある「大菩薩峠」は、初心者からベテランまで登山を楽しめることから人気です。東京から日帰りで本格的な登山ができるため、春から秋の行楽シーズンには非常に多くの人が大菩薩峠を訪れます。今回は、大菩薩峠の魅力や登山ルート、周辺の温泉も合わせてご紹介します。 山梨県の大菩薩峠は、初心者からベテランまで楽しめる山、そして東京からアクセスしやすい山として人気を集めています。かつては交通の要所として昔から多くの人々が峠越えをしていらことから、登山道は整備されており、初心者向けのルートと中・上級者向けのルートが用意されています。 大菩薩峠とは? 大菩薩峠は、山梨県甲州市と北都留郡小菅村の境に位置する峠です。大菩薩連嶺と奥秩父山塊に属しており、標高は1897mあります。 江戸時代まで大菩薩峠付近は、武蔵国(現在の東京都・埼玉県・神奈川県の一部)と甲斐国(現在の山梨県)を結ぶ青梅街道に含まれており、青梅街道で最大の難所だと言われていたそうです。1878(明治11)年に青梅街道が柳沢峠を通るルートに変更されたことから、明治時代以降の大菩薩峠は景勝地として人気を集めています。 大菩薩峠の魅力 春や秋の行楽シーズンになると、近隣だけではなく都心部からも多くの人が大菩薩峠を訪れます。それほどまでに多くの人が集まる大菩薩峠には、どのような魅力があるのでしょうか?
日本百名山の大菩薩嶺は、初心者の日帰り登山から上級者のテント泊縦走まで、山歩きをアレンジできる 2018年05月31日(木) 文・編集=鈴木志野 富士山や南アルプスの眺望や標高2000mの稜線歩き、温泉など楽しさいっぱい!
筆者撮影 スタート地点は「甲斐大和駅」。大菩薩上日川峠線が1日に3本運行しています。平日は運行していない場合があるので、運行状況は必ず事前に確認するようにしてください。 筆者撮影 写真は甲斐大和駅から上日川峠についたところ。左奥に見えるのが、上日川峠駐車場です。右奥に見えるのは大菩薩の宿、「ロッヂ長兵衛」。 部屋は個室。トイレ、お風呂が完備されているので、大菩薩嶺登山のベースキャンプとして最適な宿なんです。 【ロッヂ長兵衛】 筆者撮影 大菩薩嶺が他の山と違うところは、山頂までの道のりにトイレがたくさんあるところ。確認できたトイレの数は3つでした。女性でも安心して山登りを楽しめるのが、大菩薩嶺の魅力のひとつだと言えます。 筆者撮影 福ちゃん荘までは、笹の葉が広がる登山道。登山道は1本道で、迷ってしまうような箇所はありませんのでご安心を。 筆者撮影 30〜40分ほど歩くと、福ちゃん荘に到着。1泊2食付きで7, 700円で宿泊できます。この金額は、北アルプスの山小屋と比較してもかなり安いです。またキャンプ場もあり、1名1泊400円で泊まることができます。山頂までのアクセスがいいので、初めてのテント泊におすすめです!